文京ブルーマップ 堀越英嗣(文京建築会元代表)
この本は、文京区にゆかりのある、建築家、建築士が一人の市民として文京区という地域が、どのように人びとが暮らし、働いているのかを、専門家の視点で再発見する活動を通して新しい価値や意義を見いだそうという試みの一端をまとめたものです。
その第1回目として『文京グリーンマップ』という「緑」に重点を当てた本を平成19年に出版しています。その時にも触れましたが、「地域のブランド化」というイメージを市民が共有することで、自分たちが誇れる地域として、外部に発信することを意図しています。
ここでは「ブルー」というキーワードで文京区にある、普段は気に留めることがないけれど、大切にしたい「価値」を建築家、建築士という視点で発見することを試みています。
それでは、「ブルー」とは何を意味するのでしょうか?
直接的には「青」という意味ですが、「水」「空」「影」等、ブルーを連想するさまざまな事象がイメージされます。私たち、文京区の歴史と地形に焦点をあてた勉強会を開く中で、特徴的な坂や階段や谷等の地勢学や地域の由来を古地図等から学ぶことができました。
(本書 まえがきより)
ワークショップ「親子で木と触れ合うものづくり」
今年も、ワークショップ「親子で木と触れ合うものづくり」を 8月21日に開催いたします。
おかげさまで昨年に引き続き、竹中工務店東京本店の1階をお借りできることになりました。心より感謝申し上げます。
子どもたちが大工さんと木工作を体験することで、職人さんの伝統 技術に触れる機会を作りたい、と思って始めたこのワークショップも、2005年から数えて今年で6年目になります。建築を通して、子どもたちが日本の文化や美に関心を持つことに多少でも寄与できれば、と願っております。
今年からご協力いただけることになった大工さんは、千石の四代目 棟梁、味方心也さんです。図らずも庄司さんのすぐご近所の方で、庄司さん、松田建設の松田さんもよくご存知とのことで、偶然のご縁に大変驚いております。また、今年は以前から考えておりました曲尺の話を数学者の方にしていただけることになり、子どもの姿勢を良くする活動団体のご協力もいただけることになりました。
ワークショップの概要と申し込みのチラシを添付させていただきますので、お知り合いの方々にお知らせいただければ幸いです。
当日の見学、サポートなど大歓迎ですので、お時間のご都合よろし ければ是非、お運びください。何卒よろしくお願い申し上げます。
草々 稲垣雅子
■ 2 月 8日(月)の月例会にてご提案させていただいた、「みずたまりマップ」作成の準備として、ワーキンググループで井戸・水たまりを見て回る会を 2 月20日(土)に行いました。
- 今回の徒歩ルートや、確認できた井戸などをプロットした資料を添付いたしました。
- 引き続き、同様の街歩きを企画いたしましたので、どうぞご参加ください。
- 集合時間:4月10日(土)10時AM
- 集合場所、文京区役所 (1階エントランスホール)
- 文京防災地図の避難場所の区分け(色分け)によりグループに分かれて歩く予定です。
- 街歩き用に、各自、文京区防災地図をプリントしてご用意いただけると助かります。
【参考資料】
- 文京区防災地図 http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0010/3653/bunkyo-bousaimap.pdf
- 文京区水害ハザードマップ http://www.city.bunkyo.lg.jp/library/sosiki_busyo/bosaianzen/katei-taisaku/hazard/hazard.pdf
- 東京都公衆浴場業生活衛生同業組合のHP http://1010.or.jp/index
ご多忙のこととは存じますが、是非とも御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2010年3月吉日 文京建築会 ブル-マップWG