11. 09 / 09

category : 町歩き探検隊
author : 庄司 安廣

林丈二さんと歩く 牧場めぐり+路上観察

文京建築会の活動として、井戸巡り、区境めぐりを今迄に行いましたが、
今回は、林丈二さんに、「牧場+ちょっと面白いもの」の案内をして頂けることになりました。

日時:10月10日(月) 雨天決行
集合:午前10時:駒込駅北口改札前
解散:午後3時頃の予定

参加希望者は、荒井良之までご連絡ください。
メールアドレス:yoshiyuki.arai@nifty.ne.jp

  —林丈二さんより—
牧場めぐりにプラス「ちょっと面白いものを見る」コースのだいたいのポイントを示したものを添付します。
出発は10時ころ「駒込駅」、ゴールは護国寺の「コンドル」のお墓にしました。
白山上あたりで昼食。
途中、明治時代のガス灯、戦前のマンホールの蓋(あるかどうか確かめていませんが)、
日本で一番古い神社の狐の石像などを巡ろうと思います。
添付した地図は、昭和21年発行「「東京都35区区分地図帖、戦災焼失区域標示」です。
地図のピンク色部分が戦災に遭った地域で、白い部分は、免れた地域です。
この地図では、ほとんどピンク色になっています。

  —文京区の牧場について補足—
明治期に欧米の文化が流れ込み牛乳の需要が増えたため、明治十年頃より牛乳搾乳業者が増加しました。
明治中期の資料には本郷区・小石川区に20軒ちかい牧場が記されていたそうです。
その後、東京市域の住宅地化に伴い、牧場は郊外へと移転を余儀なくされ、
大正8年の資料で本郷区・小石川区の牧場等は3軒となっています。
幸い、大正元年の「東京市及接続郡部地籍地図」のなかに、
絵はがきにあった3軒(牧田楽牛園、萩原本店、興真舎)の
名前と場所を見つけることができましたので、その場所を今回訪ねます。

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