16. 03 / 11

category : セミナー
author : 庄司 安廣

ユングサロン『ご近所のぜいたく空間”銭湯”』 のご案内

講師:「栗生はるか + 文京建築士会ユース」 の登場です!

ユングサロン『ご近所のぜいたく空間”銭湯”』

■講師:栗生 はるか 文京建築会ユース 代表
■日時:3月17日(木)19: 00~21:00(開場18:30)
■会場:中野区産業振興センター(中野駅南口下車、左手の交番脇線路沿い直進、コンビニ手前右折すぐ左側、徒歩5分)
■会費:1,000円
■問い合わせ先: jungtokyo_info@yahoo.co.jp(研究会事務局)
■ユング心理学研究会 公式ウェブサイト  http://jung2012.jimdo.com/

『ご近所のぜいたく空間”銭湯”』

講師メッセージ:

のびのびとした浴槽に富士山のペンキ絵、カポーンと響くケロリン洗面器…湯上がりにのんびりと聞くご近所話。
“銭湯”は日本の誇れる文化、地域の貴重な資源といえます。

そんな“銭湯”は今、東京で1週間に1軒近いペースで失われています。
コミュニケーションの希薄さが騒がれる昨今、つながりの欠如を補う潜在的な力をもったこの文化、この空間をいつまでも大切にしていきたいものです。
2012年冬、半年後に閉店を控えた中庭のある銭湯「おとめ湯」に出会った私たちは、その最後の姿を徹底的に記録しました。
その過程ではっきりと浮かび上がったのは銭湯を起点に縦横に広がる地域のネットワーク。
銭湯を支えるご一家や馴染みの方々から伺う話は、それぞれの家族や地域の歴史、ひいては東京の歴史を感じさせるエピソードで溢れています。
そのような地域の“記憶”や“思い”、それらの行き場が無いまま変化を続ける東京という都市に危機感を覚えます。
様々な課題と向き合いながらも、多様な人々にかけがえのない場を提供し、地域の生態系を維持し続ける”銭湯”。

今回はそれらの価値を可視化し、つなぎとめ、活かしていく活動の一部をご紹介します。今、現代だからこそ改めて感じる“銭湯”の可能性を感じて下さい。

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